むらせ歯科医院の診療方針は以下になります。
基本方針
- 痛みをとり、とりあえず食べれる状態にする
↓
- 見た目が良く、食べれる状態にする
↓
- 見た目が美しく、食事が美味しく食べれる状態にする。
↓
- 長期間良好な状態を保つ
別の視点で見ると、
- 期間が長いか、短いか、
- 費用が多くかかるのか、安くできるのか、
- 我慢を強いられるのか、快適に診療を受けることが出来るのか、
- 診療の内容に疑問や不満が残るのか、完全に任せて大丈夫な信頼関係があるのか、
- 自分の歯を沢山削られてしまうのか、最小限必要なところだけを削るのか、
- 結局自分の歯を失うのか、長く自分の歯を自分の体の一部として残して使えるのか、
- 歯科医をはじめ医療関係者が自分の体を作業として扱うのか、自分に寄り添い、自分自身の体を扱うように大切に扱ってくれるのか、
以上1~7の視点が有ります。
もちろん1~7はその全てが後の方が良いわけです。
診療は大きなメリットがある反面、出来るだけ最小限のアプローチである必要が有ります。人の作る最高の物でも、指一本作ることは出来ないのですから常に診療は謙虚であるべき、必要かつ十分で有るべきであると考えています。
現在のむらせ歯科医院は、診療しないことを含めて、あらゆる症例において最善の診療を提供出来る準備が出来ています。
むらせ歯科の特色
一般医科においてはドクターと対面で説明を受けるのはよくある事ですが、歯科医院ではドクターからの対面での説明は少ないのが現実です。それは口の中が患者さんから見えない場所で有る事が1つの理由であります。
医師は多くのオプションを駆使できる技量を持たなくてはいけませんし、それだけでなく、その結果を分かりやすく、見える形で説明できないといけないところです。
これは当たり前の事なのですが、簡単では有りません。
むらせ歯科では可能な限り見える診療に取り組んでいます。診療中にカメラで口腔内を写して見てもらう事が出来るようになっています。
インフォームドコンセントと言われますが、多くの歯科医院では現在においても本当の意味での説明と選択が行われていないと思います。
一目瞭然という言葉が有りますが、自分の目で確認したほうが、説明を沢山聞くよりも状況の理解が早くて正確なのです。
平成27年末からは、歯科用のパノラマレントゲンを一新して、CTも設備しました。
パノラマ、CTは平成28年現在世界最高の性能を持つ機種となっています。
さらにCTは全員無料で撮影しています。
口腔内カメラによる撮影を行って患者さんに見てもらうこと、被曝の少ない最新のパノラマ、CTを用意すること、そしてそのデータを診療に生かしています。
患者さんの希望や、経過を詳しく聞いてみると、意外な所に解決があることも有ります。診療に対してハード、ソフトの両面で完成した診療を提供できるようになっています。
むらせ歯科医院では来院される全ての患者様がIIIであり、IVである事を目指しています。
平成17年現在、日本人の歯の本数の平均は、45歳で26本、55歳で24本、65歳で18本、75歳で11本、85歳で6本となっています。
(歯科疾患実態調査)
50代後半からは,2人に1人が部分入れ歯になっているのが実態です.75歳以上で60%弱が総入れ歯になり、80歳で1本も歯がない人は60%にも上ります.
80歳で20本以上歯がある人の入院医療費は、1本も無い人と比べて1/5と言う報告があります。
50歳から歯を失うカーブが急になっています。
専門職であれであればどの人も概ね同じ程度の技量を持っていると思いたいところですが、現実は違います。医師も、歯科医も技量の幅はとても大きいものです。
日本では残念ながら処置に未だにウエートが置かれています。
改めて言うまでもなく当たり前の事ですが、最終的な目標として全ての歯科医院は来院される患者様が生涯自分の歯を残して、清潔で、美しい、美味しく食べれるかみ合わせの実現を目指すべきで有ります。
ご安心ください。長く通っていただいている患者さんの口腔内の状態は、上述したデータよりはるかに良好です。